今週の経済指標

やましんの一言メモ
今週の注目指標は、
| 10月29日(水) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 27:00 | FOMC | S+ | 全EA | |
| 27:30 | パウエルFRB議長の発言 | S+ | 全EA | |
| 10月30日(木) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 19:00 | 第4半期GDP | S | EURUSD全般EA | |
| 21:30 | 第4半期GDP | S | 全EA | |
| 22:15 | ECB政策金利 | S+ | EURUSD全般EA | |
| 22:45 | ラガルドECB総裁の要人発言 | S+ | EURUSD全般EA | |
| 10月31日(金) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 19:00 | 消費者物価指数 | S | EURUSD全般EA | |
| 21:30 | PCEデフレーター | S+ | 全EA | |
になります。
まずは今週の相場分析を行っていきたいと思います。
下記はゴールドの1時間足チャートになります。

上の画像がゴールドの1時間足の「マルチタイムフレーム分析」を行なったチャートになります。
先週は「15分足」は横ばい、「1時間足」は下降、「4時間足」は上昇という結果になっております。
青色の四角で囲ったところが先週のゴールド相場になります。
ボラ幅は先週に引き続き約3700pipsと大きな幅となりました。
4250$付近からスタートしたゴールド相場は、10月20日月曜日の夜間に4300$のキリ番を上抜けし、史上最高値を僅かに更新ししました。
しかし、10月21日火曜日に入ると状況は一変し、ゴールド相場は急落を開始します。
この日12年ぶりに2900pipsを超えて暴落、チャートはWトップを形成し明らかに相場の雰囲気が変わることとなりました。
暴落後は4000$〜4150$の大きなボラ幅のレンジ相場となり、4100$付近で週末を迎えています。
ここまで急激な上昇カーブで推移したゴールド相場ですが、流石に早すぎる展開に急ブレーキがかかった状況となります。
先週は10月23日木曜日以外の全ての日で1000pipsを超える大きなボラが発生している状況です。
週末の10月24日(金)は4000$のキリ番付近から終盤少し上げ戻し、4114$を終値として閉場となっいます。

また上記のチャート画像はゴールドの日足になります。
先週のゴールド相場を日足で見ると、10月20日月曜日は大陽線で史上最高値に並ぶと、21日火曜日は特大の陰線で暴落、週中から週末にかけては上下動が激しいレンジ相場で推移しました。
10月24日金曜日はキリ番抵抗線の4000$がサポートラインとなって少し上げ戻し、4114$で閉場を迎えています。
前週まで長らく続いた急上昇相場にブレーキがかかった週となったゴールド相場ですが、4000$のサポートラインで踏みとどまって再度上昇できるのか、4000$を割り込む展開に入るのか注目されます。
先週の稼働日5日間のうち、10月20日月曜日と23日木曜日以外は陰線という結果になりました。
テクニカル的には、10月20日月曜日の上昇で前回高値を天井に急落を開始し、4h足のチャートでWトップを形成すると更なる下落を開始しました。
日足RSIはついに長らく続いた70以上の買われすぎ状態から通常値に戻り、加熱し過ぎていたゴールド相場に急ブレーキがかかった形となります。
今週は米国FOMCも控えており、相場の変動方向には特に注意が必要です。
先週ゴールド相場のボラ幅は前述した通り今年最大の約3700pipsとなっており、1日1000pips以上の変動を織り込んだトレード意識は継続して求められます。
先週150円台前半からスタートしたドル円相場は、日米の金利・政策・地政学リスクが交錯し、上下に揺れる展開となりましたが、全体的な傾向では円安ドル高の流れで推移しました。
ドル円相場に影響を与えるファンダメンタルズは、日銀の金融緩和継続観測、日本の新政権・政策見通しを巡る報道、米国債利回りの上昇、米中関係の緊張など今週も話題に事欠かない状況が続いています。
ドル円日足を見ると、先週は全ての日で陽線となっており、ゴールド相場との比較では月曜日と木曜日は相関関係となりましたが、全体の流れで見ると逆相関は維持されており、ドル円相場の上昇がゴールドの下落加速を下支えしたことが窺えます。
週末の終値は152.86円で閉場を迎えています。
有事ファンダ情報では、ゼレンスキー大統領とトランプ大統領の会談が行われましたが、ウクライナが要望していた長距離巡航ミサイル「トマホーク」の供与については、トランプ大統領が慎重な姿勢を示し合意には至りませんでした。
先週もウクライナ首都キーウやハルキウなどで、ロシアの激しい攻撃があり、アメリカと欧州の首脳らが求めている現在の前線での停戦をいまだにロシアは拒んでいます。
中東情勢では停戦合意があったものの、イスラエル国防軍はハマスが「停戦合意に露骨な違反」をしたとして、再びガザ地区で空爆を実施するなど火種は常に燻っている状況です。
今週も引き続きファンダメンタルズによる相場への影響には十分な注意が必要な週と言えます。
また、月曜日朝イチは大きな窓開けが見られる事がありますので稼働は控え、相場動向に注意を払った運用をご検討ください。
今週のS以上指標は、米国関連のS以上の指標が4つ、ポンド系なし、ユーロ系が4つとなります。
ユーロ系重要指標が多いので、ユーロ系EAを運用中の方は指標発表のタイミングを意識した稼働をご検討ください。
【米国系】
・FOMC
・パウエルFRB議長の発言
・第4半期GDP
・PCEデフレーター
【ポンド系】
・なし
【ユーロ系】
・第4半期GDP
・ECB政策金利
・ラガルドECB総裁の要人発言
・消費者物価指数
また上記の相場の特性について考慮して運用していきましょう。
「相場とEAがマッチする期待値の高い相場で運用する」ことでリスクを抑えつつ利益を確保しやすい立ち回りが可能なので、何となく稼働するのではなく、思考し自分なりの考えを持って、トレードに臨みましょう。
ご検討ください。
今週もよろしくお願いします😊



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