今週の経済指標

やましんの一言メモ
今週の注目指標は、
| 12月1日(月) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 24:00 | ISM製造業景気指数 | S | 全EA | |
| 12月2日(火) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 10:00 | パウエルFRB議長の発言 | S+ | 全EA | |
| 19:00 | 雇用統計 | S | EURUSD全般EA | |
| 12月3日(水) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 24:00 | ISM非製造業景気指数 | S | 全EA | |
| 12月5日(金) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 19:00 | 第4半期GDP | S | EURUSD全般EA | |
| 22:30 | 雇用統計 | S+ | 全EA | |
になります。
まずは今週の相場分析を行っていきたいと思います。
下記はゴールドの1時間足チャートになります。

上の画像がゴールドの1時間足の「マルチタイムフレーム分析」を行なったチャートになります。
先週は「15分足」「1時間足」「4時間足」全て上昇という結果になっております。
青色の四角で囲ったところが先週のゴールド相場になります。
週間ボラ幅は前週と比較して大きくなり約1870pipsとなっています。
4066$付近からスタートしたゴールド相場は、24日月曜日に週間最低値の4039$まで下げた後、週末に向けて上がり続け、28日金曜日には週間最高値の4226$に到達しました。
週末金曜日はボラ幅約750pipsで上昇推移し、4200$のキリ番を上抜けした4219$で閉場を迎えています。
先週は週初めと週末で値を上げ、週半ばではレンジ的な動きとなりました。
先週の最大日ボラは月曜日の約1050pipsで、次が金曜日の約750pips、週半ばは500pips以下のボラティリティとなっています。

また上記のチャート画像はゴールドの日足になります。
先週のゴールド相場を日足で見ると、陽線3本、小陰線2本で全体的に上昇圧力が強い相場だったことが窺えます。
前週までは4100$を抵抗線とした上値の重たさが続いていましたが、先週月曜日に4100$を上抜けすると、週末金曜日には4200$も突破し、4219$を終値として閉場を迎えています。
4200$は前回高値付近となりますので、ここがレジスタンスラインとなるか、サポートラインとなるか今週始めの動きによって見極めが大事な場面です。
また、今週は年末+月初相場で、急激な動きには「騙し」も多い時期となります。
できるだけ全体の大きな流れに沿った稼働ができるよう、相場が荒れそうな場面は回避優先として、いつもより慎重なエントリーを心がけるようご検討ください。
テクニカル的には、週末の日足及び、1h足RSIは共に65以上で、少々買われすぎの位置にあります。
今週もボラ幅に対応したトレード戦略は継続して検討が必要です。
先週ゴールド相場の週間ボラ幅は前述した通り約1870pipsでした。
156.5円付近からスタートしたドル円相場は、およそ155.80円〜157.00円の間で推移しています。
H1チャートでは日ボラを縮小しながら、上値を切り下げる展開で週末に向かっていることから、ドル売りの圧力は徐々に弱まっている感があります。
週末28日金曜日は、落ち着いた動きの小陰線となり156.15円で閉場となっています。
先週のドル円相場に影響を与えるファンダメンタルズを振り返ると、ドルは金利と政策期待、円は介入警戒と日本側要因の板挟みとなり、どちらの材料も優勢にならずレンジ中心の動きになりました。
今週以降の注目は、米国の重要経済指標および、12月のFOMCでの利下げ観測で、これらがドルの方向を左右しそうです。
ドル円日足を見ると、先週は陽線3本、陰線2本となっており、ドル円の上昇に対して明確な逆相関とはならず、前週に引き続きゴールド相場の底堅い需要が感じられます。
週足を見ると、ドル円小陰線コマ、ゴールド陽線となっており、週間では逆相関が窺えますが、日本側の利上げ観測、為替介入の可能性など、「円サイドの材料」などで円安が進んだ場合は警戒が強まります。
有事ファンダ情報では、ロシア・ウクライナ情勢で米国主導の「和平案」協議が進む一方、現場では攻撃や緊張が継続しており、中東でもまだ経済・治安面の緊張が不透明化しています。
これらの不透明さは“安全資産やエネルギー市況に影響を与えます。
今週も引き続きファンダメンタルズによる相場への影響には十分な注意が必要な週と言えます。
また、月曜日朝イチは大きな窓開けが見られる事がありますので稼働は控え、相場動向に注意を払った運用をご検討ください。
今週のS以上指標は、米国関連のS以上の指標が4つ、ポンド系なし、ユーロ系が2つとなります。
今週は重要指標が多くなっています。
また、米国政府機関の一部閉鎖により停止していた主要経済指標の発表が再開される可能性があります。
通常より多くの指標が集中して発表される可能性から、一時的にボラティリティが大きくなりやすく、スプレッド拡大・急反転・短時間の乱高下が起きるリスクが高まります。
「通常の指標週とは別物」と考え、普段よりロット調整・稼働時間の管理を意識した運用を心がけてください。
【米国系】
・ISM製造業景気指数
・パウエルFRB議長の発言
・ISM非製造業景気指数
・雇用統計
【ポンド系】
・なし
【ユーロ系】
・雇用統計
・第4半期GDP
また上記の相場の特性について考慮して運用していきましょう。
「相場とEAがマッチする期待値の高い相場で運用する」ことでリスクを抑えつつ利益を確保しやすい立ち回りが可能なので、何となく稼働するのではなく、思考し自分なりの考えを持って、トレードに臨みましょう。
ご検討ください。
今週もよろしくお願いします😊



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