今週の経済指標

やましんの一言メモ
今週の注目指標は、
| 11月24日(月) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 23:45 | ラガルドECB総裁の要人発言 | S | EURUSD全般EA | |
| 11月25日(火) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 22:30 | 小売売上高 | S+ | 全EA | |
| 11月26日(水) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 24:00 | PCEデフレーター | S | 全EA | |
| 11月27日(木) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 21:30 | ECB理事会議事要旨 | S | EURUSD全般EA | |
になります。
まずは今週の相場分析を行っていきたいと思います。
下記はゴールドの1時間足チャートになります。

上の画像がゴールドの1時間足の「マルチタイムフレーム分析」を行なったチャートになります。
先週は「15分足」は上昇、「1時間足」は下降、「4時間足」横ばいという結果になっております。
青色の四角で囲ったところが先週のゴールド相場になります。
ボラ幅は前週と比較して縮小し約1350pipsのボラ幅となっています。
4085$付近からスタートしたゴールド相場は、18日火曜日に週間最低値の3998$まで下げ、翌日水曜日には週間最高値の4133$まで回復しました。
その後は週末に向けてレンジ的な上下動を繰り返しながらも、上値下値ともに切り下げながら21日金曜日を迎えます。
週末金曜日は4050$を中心としてボラ幅約800pipsのレンジ相場で推移し4065$で閉場を迎えています。
前週の大荒れ相場から一転し、先週は週を通してボラ幅が縮小したレンジ相場となりました。
先週の最大日ボラは月曜日の約960pipsで、その他の日は総じて800pips前後のボラティリティとなりました。

また上記のチャート画像はゴールドの日足になります。
先週のゴールド相場を日足で見ると、陽線陰線が混じりながらも上下にヒゲを持つ「コマ」が多く、動きが比較的穏やかで方向感が見えにくい相場となりました。
週末金曜日には4065$を終了値として閉場を迎えています。
上値4100$と下値4000$のキリ番ラインが意識された週となり、上値の重たさを感じる展開ながら、下値の4000$も強く意識されることから、この二つのキリ番ラインをどちらかに抜けた場合は大きく動く節目ともなりそうです。
テクニカル的には、週末の日足及び1h足RSIは共に55付近となっており、一旦は落ち着いたレンジ的相場状況となっています。
ただしレンジと言っても日ボラは800pips以上の日もありますので、ボラ幅に対応したトレード戦略は継続して検討が必要です。
先週ゴールド相場の週間ボラ幅は前述した通り約1350pipsでした。
154.5円付近からスタートしたドル円相場は、月曜日〜木曜日にかけてなだらかに上昇を続け、20日木曜日に今年最高値の157.8円をつけました。
その後は様々な要因から反転し、週末21日金曜日は約170pipsの陰線で156.39円まで下げたところで閉場となっています。
先週のドル円相場に影響を与えるファンダメンタルズを振り返ると、20日木曜日までは「米利下げ観測の後退 → 米金利上昇 → ドル買い」という流れが強く、円は全面的に売られました。
その結果、重要な節目である157円台に到達し、この水準は過去にも日本政府の介入が入ったゾーンであるため、その警戒感から21日金曜日には約135pipsの下落を見せました。
日本側では、引き続き緩和的な金融政策が維持されていることから、「まだ上昇余地はあるが、急落リスクもある」という不安定な相場の方向性に注意が必要です。
ドル円日足を見ると、先週は陽線4本、陰線1本となっており、ドル円の上昇に対して明確な逆相関とはならず、ゴールド相場の底堅い需要が感じられます。
週足を見ると、ドル円陽線、ゴールド陰線コマとなっており、万一ドル円に日本政府介入などによる大きな下落があった場合ゴールド相場への影響がどのくらいあるかが注目されます。
有事ファンダ情報では、ウクライナ情勢に関して米国はロシアに和平案を提示し、ロシア側はこれを受け取り「紛争の平和的解決の基盤になり得る」との認識を表明しました。
が、ウクライナ側はこの提案に反対しているとの報道もあり、和平案についての両者の見解には相違が見られる状況のようです。
中東情勢に関しては、11月19日ガザ地区でイスラエル軍による攻撃があったとの報道があり、停戦中ではあるものの未だイスラエルとハマスの関係性には緊張感が継続しています。
今週も引き続きファンダメンタルズによる相場への影響には十分な注意が必要な週と言えます。
また、月曜日朝イチは大きな窓開けが見られる事がありますので稼働は控え、相場動向に注意を払った運用をご検討ください。
今週のS以上指標は、米国関連のS以上の指標が2つ、ポンド系なし、ユーロ系が2つとなります。
今週も指標発表のタイミングを意識した稼働をご検討ください。
【米国系】
・小売売上高
・PCEデフレーター
【ポンド系】
・なし
【ユーロ系】
・ラガルドECB総裁の要人発言
・ECB理事会議事要旨
また上記の相場の特性について考慮して運用していきましょう。
「相場とEAがマッチする期待値の高い相場で運用する」ことでリスクを抑えつつ利益を確保しやすい立ち回りが可能なので、何となく稼働するのではなく、思考し自分なりの考えを持って、トレードに臨みましょう。
ご検討ください。
今週もよろしくお願いします😊


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