今週の経済指標
やましんの一言メモ
今週の注目指標は、
9月10日(水) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
21:30 | 生産者物価指数 | S | 全EA |
9月11日(木) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
21:15 | ECB政策金利 | S+ | EURUSD全般EA | |
21:30 | 消費者物価指数 | S+ | 全EA | |
21:45 | ラガルドECB総裁の要人発言 | S+ | EURUSD全般EA |
になります。
まずは今週の相場分析を行っていきたいと思います。
下記はゴールドの1時間足チャートになります。
上の画像がゴールドの1時間足の「マルチタイムフレーム分析」を行なったチャートになります。
先週は「15分足」「1時間足」「4時間足」全て上昇という結果になっております。
青色の四角で囲ったところが先週のゴールド相場になります。
ボラ幅は最近の週間では最大の約1640pipsとなりました。
先週は遂に3500$を上抜けし、その後一旦下げるものの、週末に向けて再び市場最高値を更新する大きな上昇相場となりました。
ゴールド相場は2日火曜日の午後から上昇を開始すると夜には3500$にチャレンジを開始し、指標の後押しもあり一気に過去最高値3500$を上抜きしました。
ここから上側には抵抗線が存在しないので、次のキリ番ラインとなる3600$が注目されます。
週末9月5日(金)には米国雇用統計の発表を受けて約500pips急騰し、3586.51$を終値として閉場となっております。
また上記のチャート画像はゴールドの日足になります。
先週のゴールド相場を日足で見ると、4日木曜日以外は全て陽線となり、週を通して強い上昇相場が発生したことがわかります。
史上最高値を更新しながら上昇を続けるゴールド相場が、この勢いのまま3600$以上を目指すのか注目されます。
先週の稼働日5日間のうち木曜日以外の4日間は強い陽線となり、3500$キリ番抵抗線の上抜け確定や、米国指標の影響から買い注文が集中している状況です。
ただしテクニカル的には、日足RSIが4日間に渡って70以上の買われすぎ状態が続いていることから、3600$付近では一旦利益確定売りが入る可能性もあり、今週始めの相場の動きには特に注意が必要です。
先週ゴールド相場のボラ幅は前述した通り約1640pipsとなっています。
先週のドル円相場は、週前半は強含みで展開し、3日水曜日には一時149円を超える動きを見せましたが、指標発表のたびに急落を繰り返し、5日金曜日の雇用統計では147円を割り込むまで下落し、週始めの価格帯まで下げています。
金曜日の終値は底値から少し戻した147.394円で閉場を迎えています。
日足では上昇下降を繰り返したドル円相場でしたが、指標のたび下落する場面でゴールドが逆相関となって急騰し、結果的にゴールドの史上最高値更新を後押しする格好となりました。
今週も引き続きドル円相場の動きによって、ゴールド相場への相関性に大きく影響する可能性があります。
ファンダメンタルズでは、トランプ大統領が金地金を国別関税の対象から除外する大統領令に署名、米雇用統計では雇用者数の伸びが2万2000人にとどまり、失業率は4.3%に上昇するなど、来週に控えたFOMCを前にした景気動向に注目が集まっており、特に11日木曜日の消費者物価指数(CPI)は注目を集めています。
中東情勢では、イスラエル軍の爆撃は緩むことなく、パレスチナ自治区ガザでは混乱が続いているようです。
ロシアとウクライナの首脳会談開催も明確な進展の様子はなく、直近でもロシアによるウクライナに対する軍事侵攻が激しさを増しています。
今週も引き続きファンダメンタルズによる相場への影響には十分な注意が必要な週と言えます。
また、月曜日朝イチは大きな窓開けが見られる事がありますので稼働は控え、相場動向に注意を払った運用をご検討ください。
今週は米国関連のS以上の指標が2つ、ポンド系はなし、ユーロ系が2つとなります。
指標発表タイミングを意識した稼働をご検討ください。
【米国系】
・生産者物価指数
・消費者物価指数
【ポンド系】
・なし
【ユーロ系】
・ECB政策金利
・ラガルドECB総裁の要人発言
また上記の相場の特性について考慮して運用していきましょう。
「相場とEAがマッチする期待値の高い相場で運用する」ことでリスクを抑えつつ利益を確保しやすい立ち回りが可能なので、何となく稼働するのではなく、思考し自分なりの考えを持って、トレードに臨みましょう。
ご検討ください。
今週もよろしくお願いします😊
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