2025年12月15日(月) 〜 2025年12月19日(金)

経済指標

今週の経済指標

やましんの一言メモ

今週の注目指標は、

12月16日(火) 経済指標 6:00〜翌5:59
時間 経済指標名 危険度 該当EA
16:00 雇用統計 S GBPUSD全般EA
18:00 製造業PMI S EURUSD全般EA
18:30 製造業PMI S GBPUSD全般EA
22:30 雇用統計 S+ 全EA
23:45 製造業PMI S 全EA

 

12月17日(水) 経済指標 6:00〜翌5:59
時間 経済指標名 危険度 該当EA
16:00 消費者物価指数 S GBPUSD全般EA
19:00 消費者物価指数 S EURUSD全般EA
22:30 小売売上高 S+ 全EA

 

12月18日(木) 経済指標 6:00〜翌5:59
時間 経済指標名 危険度 該当EA
21:00 BOE政策金利 S+ GBPUSD全般EA
22:15 ECB政策金利 S+ EURUSD全般EA
22:30 消費者物価指数 S 全EA
22:45 ラガルドECB総裁の要人発言 S+ EURUSD全般EA

 

12月19日(金) 経済指標 6:00〜翌5:59
時間 経済指標名 危険度 該当EA
22:30 第4半期GDP S 全EA

 

になります。

 

まずは今週の相場分析を行っていきたいと思います。

下記はゴールドの1時間足チャートになります。

上の画像がゴールドの1時間足の「マルチタイムフレーム分析」を行なったチャートになります。

先週は「15分足」「1時間足」「4時間足」全て上昇という結果になっております。

 

青色の四角で囲ったところが先週のゴールド相場になります。

 

週間ボラ幅は前週と比較して拡大し約1830pipsとなっています。

 

4200$付近からスタートしたゴールド相場は、8日(月)から10日(水)までは4200$を挟んだレンジ相場で推移していましたが、11日(木)に4250$を上抜けすると12日(金)には週間最高値の4353$まで上昇しました。

 

その後は4257$まで急落しましたが、4300$のキリ番抵抗線まで上げ戻したところで閉場となっています。

 

 

先週の最大日ボラは金曜日の約980pipsで、次は木曜日の約830pips、他の曜日は600pips以下のボラティリティとなっており、週末に向かってボラが大きくなる展開でした。

 

前週の落ち着いたボラから、再びボラの広がりを見せた週となりました。

 

また上記のチャート画像はゴールドの日足になります。

先週のゴールド相場を日足で見ると、小陰線1本、連続陽線4本となり、週後半に向けて上昇圧力が高まったことが窺えます。

 

史上最高値の4381$に迫る勢いで上昇した週末でしたが、終盤に下げ戻し、キリ番抵抗ラインの4300$付近を終値として閉場を迎えています。

 

4300$がレジスタンスラインとなるか、サポートラインとなるか注目ですが、史上最高値も近い位置ですので再度上昇を継続する可能性もあります。

 

また、年末相場で重要指標も多い週になりますので、先週に引き続き来年に向けた大きな流れが形成される時期の相場となります。

 

できるだけ全体の大きな流れに沿った稼働ができるよう、相場が荒れそうな場面は回避優先として、いつもより慎重なエントリーを心がけるようご検討ください。

 

テクニカル的には、週末の1h足RSIは50付近まで戻され、4300$のキリ番に位置していますので、どちらに動くのか判断が難しい相場です。特に月曜朝イチの窓あけには注意が必要です。

 

史上最高値を再度試しに行くことも充分考えられますが、年末を控えたタイミングで利益確定売りが集中する可能性もあり、上下に大きく振れる相場に振り回されないよう、急拡大したボラ幅に対応するためのトレード戦略を事前に備えておきましょう

 

 

 

8日(月)には一時154円台まで値を下げたドル円相場ですが、週前半で156.8円まで上げ戻し、週後半では再び155.0円まで値を落とし、12日(金)は狭いボラ幅で推移し155.80円付近で閉場となっています。

 

 

先週のドル円相場に影響を与えたファンダメンタルズを振り返ると、米国の金融政策とインフレ指標を軸に方向感の出やすい1週間となりました。

 

先週のドル円日足を見ると、陽線3本、陰線2本となっており、週前半は逆相関とは言えない動きでしたが、週後半のドル円下落はゴールドの上昇を大きく後押しした形となりました。

 

有事ファンダ情報では、ロシアによるウクライナ南部2港湾の攻撃や、南部オデーサ州のエネルギー施設への攻撃などの報道があり、依然として和平に向けたハードルの高さは否めません。

 

中東情勢ではイスラエルとパレスチナ(ガザ地区)を巡る衝突が 停戦後も断続的に続いており、こちらも完全な平穏には至っていません。

 

これらの不透明さは“安全資産やエネルギー市況に影響を与えます。

 

今週も引き続きファンダメンタルズによる相場への影響には十分な注意が必要な週と言えます。

 

重要な経済指標も複数予定されており、指標発表前後は相場が急変動しやすい状況です。

特に
・スプレッド拡大
・急な逆行・ヒゲ
・急変動によるEAの想定外エントリー

が起こる可能性があります。

指標時間前後はポジション管理に注意して、必要に応じたEA停止やロット調整をご検討ください。

無理な稼働は避け、リスク管理を最優先にした運用をご検討ください。

 

また、月曜日朝イチは大きな窓開けが見られる事がありますので稼働は控え、相場動向に注意を払った運用をご検討ください。

 

 

 

今週のS以上指標は、米国関連のS以上の指標が5つ、ポンド系4つ、ユーロ系が4つとなります。

 

また、米国政府機関の一部閉鎖により停止していた主要経済指標の発表が再開される可能性があります。

通常より多くの指標が集中して発表される可能性から、一時的にボラティリティが大きくなりやすく、スプレッド拡大・急反転・短時間の乱高下が起きるリスクが高まります。

 

「通常の指標週とは別物」と考え、普段よりロット調整・稼働時間の管理を意識した運用を心がけてください。

 

【米国系】
・雇用統計
・製造業PMI
・小売売上高
・消費者物価指数
・第4半期GDP

【ポンド系】
・雇用統計
・製造業PMI
・消費者物価指数
・BOE政策金利

【ユーロ系】
・製造業PMI
・消費者物価指数
・ECB政策金利
・ラガルドECB総裁の要人発言

 

・月曜日窓開けは荒れる可能性あり
・金曜日ゴールドはなぜか荒れやすい
・S+指標の後の相場の大きなトレンドに警戒

また上記の相場の特性について考慮して運用していきましょう。

 

相場とEAがマッチする期待値の高い相場で運用する」ことでリスクを抑えつつ利益を確保しやすい立ち回りが可能なので、何となく稼働するのではなく、思考し自分なりの考えを持って、トレードに臨みましょう。

ご検討ください。
今週もよろしくお願いします😊

 

危険度について

危険度S+     非常に危険
危険度S       危険
危険度A+     要注意
危険度A       通常
「A」以上から破綻のリスクが高くなります。

※危険度については指標の内容と予想の乖離が大きくなる場合、危険度の低いものでもリスクになる可能性があります。

正確な情報をお伝えするようには心がけますが、完璧な予想をすることはできないことをご理解ください。

注意点について

この配信はEAの運用方法を強制・指示するものではありません。

趣旨は、運営が行うリスクが低い可能性がある運用方法を共有しており、最終的な稼働の変更・停止などの判断はご自身でお願い致します。

相場に絶対はなく、上記の内容とは異なる結果になる場合もあります。

なお、当配信についての質問は受け付けていませんのでご了承ください。

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