今週の経済指標

やましんの一言メモ
今週の注目指標は、
| 11月19日(水) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 28:00 | FOMC | S+ | 全EA | |
| 11月20日(木) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 22:30 | 新規失業保険申請件数 | S | 全EA | |
| 11月21日(金) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 17:30 | ラガルドECB総裁の要人発言 | S | EURUSD全般EA | |
| 23:45 | 製造業PMI | S | 全EA | |
になります。
まずは今週の相場分析を行っていきたいと思います。
下記はゴールドの1時間足チャートになります。

上の画像がゴールドの1時間足の「マルチタイムフレーム分析」を行なったチャートになります。
先週は「15分足」は下降、「1時間足」は上昇、「4時間足」横ばいという結果になっております。
青色の四角で囲ったところが先週のゴールド相場になります。
ボラ幅は先週と比較して2倍以上に拡大し約2450pipsのボラ幅となってきています。
4000$付近からスタートしたゴールド相場は、月〜木に向けて上昇を続け、木曜日に週間最高値の4244$をつけると、翌日金曜日には急落し4032$まで値を落としました。
4032$まで落とした相場でしたが、その後少し持ち直し11月14日金曜日は4084$で閉場を迎えています。
比較的穏やかだった前週からボラ幅を拡大した荒れ相場となり、週前半で大きく上げ週後半で急落するという大きな波の相場となりました。
先週の日ボラは月曜日が約1200pips、水曜日が約1150pips、木曜日が約1000pips、金曜日は約1780pipsと火曜日以外は全て1000pips以上のボラ幅で推移しています。

また上記のチャート画像はゴールドの日足になります。
先週のゴールド相場を日足で見ると、前半水曜日までは3日間連続陽線で上昇相場となり、木金曜日は2連続陰線で下げ、閉場前に少し上げ戻し4085$を終了値として閉場を迎えています。
終値が4100$キリ番ラインを少し割り込んでいますが、ここから再度上昇できるのか、それとも割り込んで下落トレンドの展開に入るのか注目されます。
テクニカル的には、週末の日足RSIは60付近となっていますが、1h足RSIでは30を割り込む動きもあり、キリ番を挟んだ動向に注意が必要です。
先週ゴールド相場の週間ボラ幅は前述した通り約2450pipsでした。
先々週の日当たりのボラ幅は700pips程度を意識していましたが、先週はそれを大きく超えるボラ幅ですので、依然として日ボラ幅は1000pips以上を意識したトレード戦略が必要です。
153.5円付近からスタートしたドル円相場は、上下動しながらも週半ばに向けては上昇で推移し、水曜日に週間高値の155円台の値を付けました。
その後上値下値を切り下げながら金曜日午後には153.60円まで下落しましたが、V字で上げ戻し154.52円の終値となりました。
ドル円相場に影響を与えるファンダメンタルズは、週間を通して米国10年債の利回りが依然高水準にあり、ドル買い・円売りの動きがサポートされました。
「円安過熱感」や日本当局の警戒発言などで、上値の伸び悩みを感じる場面もありました。
ドル円日足を見ると、先週は陽線3本、陰線2本となっておりゴールド相場との比較では、ほぼ同じような相関性を示しており、ドル円とゴールド相場が揃って上げ、揃って下げる場面が多くみられました。
週足を見ると、ドル円もゴールドも共に陽線となっており相関性に変化が窺えます。
有事ファンダ情報では、ロシア軍が14日ウクライナ首都キーウにドローンとミサイルによる大規模攻撃を行い、ウクライナがこれに対抗するように、長距離巡航ミサイルでロシア領内の目標を攻撃したとの報道が出るなど、戦闘状況は激しさを増しているように感じます。
中東情勢に関しては、自治区ガザの停戦発効から1カ月余り経ちましたが、ハマスが現地で再び支配を強めているようです。
米国主導での停戦合意が第2段階に入る中、ハマスが武装解除し統治から退くのか、不透明感が漂っています。
今週も引き続きファンダメンタルズによる相場への影響には十分な注意が必要な週と言えます。
また、月曜日朝イチは大きな窓開けが見られる事がありますので稼働は控え、相場動向に注意を払った運用をご検討ください。
今週のS以上指標は、米国関連のS以上の指標が3つ、ポンド系なし、ユーロ系がひとつとなります。
また、今週は米国政府機関の一部閉鎖により停止していた主要経済指標の発表が、順次再開される見通しとなっています。
通常より多くの指標が集中して発表される可能性から、一時的にボラティリティが大きくなりやすく、スプレッド拡大・急反転・短時間の乱高下が起きるリスクが高まります。
「通常の指標週とは別物」と考え、普段よりロット調整・稼働時間の管理を意識した運用を心がけ、無理な逆張り・ナンピンは避け、値動きが落ち着くまで様子を見る判断 をご検討ください。
【米国系】
・FOMC
・新規失業保険申請件数
・製造業PMI
【ポンド系】
・なし
【ユーロ系】
・ラガルドECB総裁の要人発言
また上記の相場の特性について考慮して運用していきましょう。
「相場とEAがマッチする期待値の高い相場で運用する」ことでリスクを抑えつつ利益を確保しやすい立ち回りが可能なので、何となく稼働するのではなく、思考し自分なりの考えを持って、トレードに臨みましょう。
ご検討ください。
今週もよろしくお願いします😊


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