今週の経済指標

やましんの一言メモ
今週の注目指標は、
| 10月21日(火) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 20:00 | ラガルドECB総裁の要人発言 | S | EURUSD全般EA | |
| 10月22日(水) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 21:25 | ラガルドECB総裁の要人発言 | S | EURUSD全般EA | |
| 10月24日(金) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
| 時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
| 15:00 | 小売売上高 | S | GBPUSD全般EA | |
| 17:00 | 製造業PMI | S | EURUSD全般EA | |
| 17:30 | 製造業PMI | S | GBPUSD全般EA | |
| 21:30 | 消費者物価指数 | S+ | 全EA | |
| 22:45 | 製造業PMI | S | 全EA | |
になります。
まずは今週の相場分析を行っていきたいと思います。
下記はゴールドの1時間足チャートになります。

上の画像がゴールドの1時間足の「マルチタイムフレーム分析」を行なったチャートになります。
先週は「15分足」は下降「1時間足」と「4時間足」は上昇という結果になっております。
青色の四角で囲ったところが先週のゴールド相場になります。
ボラ幅は週間では今年最大の約3800pipsとなりました。
4000$付近からスタートしたゴールド相場は、10月13日月曜日の終盤に4100$のキリ番をあっさり上抜けし、強い上昇トレンドを継続したまま史上最高値を更新しました。
10月15日水曜日には4200$、10月16日木曜日には4300$と1日に100$づつ上げ、10月17日金曜日には史上最高値を4379$にまで押し上げました。
急激な暴騰相場に市場が反応したのは週末の17日金曜日で、実に1900pipsの暴落を見せましたが、再度上向いて週末を迎えています。
急激な上昇曲線をいつまで維持できるのかを意識されている状態ですが、1日で1000pipsを超える大きなボラが発生している状況ですので、17日金曜日のように下振れした場合の市場反応も大きなことから注意が必要です。
週末の10月17日(金)は1900pipsの暴落から終盤少し上げ戻し、4253.97$を終値として閉場となっております。

また上記のチャート画像はゴールドの日足になります。
先週のゴールド相場を日足で見ると、10月13日月曜日は大陽線、14日火曜日、15日水曜日も陽線で連日最高値を更新し、10月16日木曜日には再び大陽線で4381$の史上最高値をつけました。
10月17日金曜日には大きく反発下落し、キリ番抵抗線の4200$がサポートラインとなって上げ戻し、4253$で閉場を迎えています。
先週は前週を上回る速度で急騰したゴールド相場ですが、上昇の勢いを保って4500$を目指して上抜けするのか、再度調整戻しが入るのか注目されます。
先週の稼働日5日間のうち、10月17日金曜日以外は全て陽線という結果になりました。
テクニカル的には、10月17日金曜日に下落があったものの、日足RSIは依然として70以上の買われすぎ状態が続いていることから、まだ調整売りが入る可能性もあり、今週始めの相場の動きには特に注意が必要です。
先週ゴールド相場のボラ幅は前述した通り今年最大の約3800pipsとなっており、1日1000pips以上の変動を織り込んだトレード意識が求められます。
先週の開場で窓開けからスタートしたドル円相場は、政治・金融政策・利回り差の動きなど多様な影響から、上下に揺さぶられながらの下落傾向となりました。
ドル円相場に影響を与えるファンダメンタルズは、日本の自民党と公明党の連立解消、米国債と日本国債の利回り差(イールドスプレッド)の減少、トランプ政権の対中関税政策表明など、話題に事欠かない状況が続いています。
ドル円日足を見ると、13日月曜日こそドル円とゴールド相場は相関関係となりましたが、その後は逆相関の関係で週末まで推移し、ドル円の下落がゴールドの上昇加速を下支えしたことが窺えます。
週末の終値はなんとか150円台を回復し150.615円で閉場を迎えています。
有事ファンダ情報では、ウクライナから米国に対して要請があった巡航ミサイル「トマホーク」供与について、ロシアプーチン大統領との直接会談を控えているトランプ大統領の決断に注目が集まっています。
中東情勢では大きく進展があり、トランプ米大統領計画の下、ガザ地区での戦闘はほぼ停止しましたが、ハマスの人質となっていたイスラエル人の遺体引き渡しに時間がかかり過ぎているという非難もあり、次段階への移行は停滞しているようです。
イスラエルは「ラファ検問所の再開を準備している」と発表しましたが、停戦違反を巡りハマスと非難の応酬を繰り広げています。
今週も引き続きファンダメンタルズによる相場への影響には十分な注意が必要な週と言えます。
また、月曜日朝イチは大きな窓開けが見られる事がありますので稼働は控え、相場動向に注意を払った運用をご検討ください。
今週のS以上指標は、米国関連のS以上の指標が2つ、ポンド系2つ、ユーロ系が3つとなります。
特に24日金曜日はSクラスの指標が多いので、指標発表のタイミングを意識した稼働をご検討ください。
【米国系】
・消費者物価指数
・製造業PMI
【ポンド系】
・小売売上高
・製造業PMI
【ユーロ系】
・ラガルドECB総裁の要人発言①
・ラガルドECB総裁の要人発言②
・製造業PMI
また上記の相場の特性について考慮して運用していきましょう。
「相場とEAがマッチする期待値の高い相場で運用する」ことでリスクを抑えつつ利益を確保しやすい立ち回りが可能なので、何となく稼働するのではなく、思考し自分なりの考えを持って、トレードに臨みましょう。
ご検討ください。
今週もよろしくお願いします😊


コメント