今週の経済指標
やましんの一言メモ
今週の注目指標は、
10月14日(火) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
15:00 | 雇用統計 | S | GBPUSD全般EA | |
25:20 | パウエルFRB議長の発言 | S+ | 全EA | |
26:00 | ベイリーBOE総裁の発言 | S | GBPUSD全般EA |
10月15日(水) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
21:30 | 消費者物価指数 | S+ | 全EA |
10月16日(木) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
15:00 | 月次GDP | A+ | GBPUSD全般EA | |
21:30 | 小売売上高 | S+ | 全EA | |
25:00 | ラガルドECB総裁の要人発言 | S | EURUSD全般EA |
10月17日(金) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
18:00 | 消費者物価指数 | S | EURUSD全般EA |
になります。
まずは今週の相場分析を行っていきたいと思います。
下記はゴールドの1時間足チャートになります。
上の画像がゴールドの1時間足の「マルチタイムフレーム分析」を行なったチャートになります。
先週は「15分足」「1時間足」「4時間足」全て上昇という結果になっております。
青色の四角で囲ったところが先週のゴールド相場になります。
ボラ幅は前週より更に幅を広げて約1600pipsとなりました。
3888$付近からスタートしたゴールド相場は、10月6日月曜日に3900$のキリ番をあっさり上抜けし、強い上昇トレンドを継続したまま連日史上最高値を更新し、10月8日水曜日にはついに4000$を突破して史上最高値を4059$にまで押し上げました。
上昇速度がスピード違反的な展開の中、流石に市場が反応し10月9日木曜日には一旦ブレーキがかかり、1日で1130pipsの急落を見せましたが、再度上向いて週末を迎えています。
キリ番の4000$が強く意識されている状態ですが、1日で1000pipsを超える大きなボラが発生している状況ですので、下振れした場合の市場反応も大きなことが予想されます。
週末の10月10日(金)はレンジ的な動きではあるものの、4000$台を回復し4010.46$を終値として閉場となっております。
また上記のチャート画像はゴールドの日足になります。
先週のゴールド相場を日足で見ると、10月6日月曜日、7日火曜日、8日水曜日と3日間連続強い陽線で史上最高値を更新し、10月9日木曜日には3944$まで一気に下げますが、10月10日金曜日に入ると再び上げ戻し、4010$で閉場を迎えています。
先週も史上最高値を更新したゴールド相場ですが、上昇の勢いを保って4000$を明確に上抜けするのか、再度調整戻しが入るのか注目されます。
先週の稼働日5日間のうち、10月9日木曜日以外は全て陽線という結果になりました。
テクニカル的には、10月9日に下落があったものの日足RSIは依然として70以上の買われすぎ状態が続いていることから、まだ調整売りが入る可能性もあり、今週始めの相場の動きには特に注意が必要です。
先週ゴールド相場のボラ幅は前述した通り約1600pipsとなっており、1000pips以上の変動を織り込んだトレード意識が求められます。
先週のドル円相場は、自民党の新リーダーに高市早苗氏が選ばれ、「積極的な財政出動」「日銀への圧力示唆」などが取り沙汰され、円売り方向の思惑が強まる展開でした。
先週初めは大きな窓開け後149円から始まったドル円相場ですが、窓埋めすることなく上昇を続け週間最高値の153.2円をつけた後、週末には高市氏が「過度な円安には慎重な対応をする」旨の発言報道から急激な円安傾向に対する警戒が強まり下落を見せました。
ドル円日足を見ると、週始めから10月8日水曜日まで、ドル円とゴールド相場は相関関係となって共に上昇推移しており、週後半の10月9日木曜日と10日金曜日は逆相関の動きとなっています。
週末の終値は151.162円で閉場を迎えています。
有事ファンダ情報では、ウクライナ首都のキーウにロシア軍の大規模攻撃があり、エネルギー施設が標的となり大規模停電が発生しているとの報道がありました。
中東情勢では「ガザ停戦合意発効」でイスラエル軍一部撤退開始の報道があり、ここからの情勢変化が注目されていますが、パレスチナ解放人民戦線(PFLP)は、ガザに対するいかなる「外国の後見」も拒否すると共同声明を発表しています。
今週も引き続きファンダメンタルズによる相場への影響には十分な注意が必要な週と言えます。
また、月曜日朝イチは大きな窓開けが見られる事がありますので稼働は控え、相場動向に注意を払った運用をご検討ください。
今週のS以上指標は、米国関連のS以上の指標が3つ、ポンド系2つ、ユーロ系が2つとなります。
指標発表のタイミングを意識した稼働をご検討ください。
【米国系】
・パウエルFRB議長の発言
・消費者物価指数
・小売売上高
【ポンド系】
・雇用統計
・ベイリーBOE総裁の発言
【ユーロ系】
・ラガルドECB総裁の要人発言
・消費者物価指数
また上記の相場の特性について考慮して運用していきましょう。
「相場とEAがマッチする期待値の高い相場で運用する」ことでリスクを抑えつつ利益を確保しやすい立ち回りが可能なので、何となく稼働するのではなく、思考し自分なりの考えを持って、トレードに臨みましょう。
ご検討ください。
今週もよろしくお願いします😊
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