今週の経済指標
やましんの一言メモ
今週の注目指標は、
6月30日(月) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
15:00 | 第4半期GDP | S | GBPUSD全般EA | |
28:00 | ラガルドECB総裁の要人発言 | S+ | EURUSD全般EA |
7月1日(火) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
22:30 | パウエルFRB議長の発言 | S+ | 全EA | |
23:00 | ISM製造業景気指数 | S | 全EA |
7月2日(水) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
23:15 | ラガルドECB総裁の要人発言 | S+ | EURUSD全般EA |
7月3日(木) 経済指標 6:00〜翌5:59 | ||||
時間 | 国 | 経済指標名 | 危険度 | 該当EA |
21:30 | 雇用統計 | S+ | 全EA | |
23:00 | ISM非製造業景気指数 | S | 全EA |
になります。
まずは今週の相場分析を行っていきたいと思います。
下記はゴールドの1時間足チャートになります。
上の画像がゴールドの1時間足の「マルチタイムフレーム分析」を行なったチャートになります。
先週は「15分足」は下降、「1時間足」は下降、「4時間足」は横ばい、という結果になっております。
青色の四角で囲ったところが先週のゴールド相場になります。
特に週末は3300$のキリ番サポートラインを下割れしています。
ここから一段と下げて、サポートラインだった3300$ラインがレジスタンスラインとなるのか、今週前半の動きには注意が必要です。
前々回安値では、3300$を一旦割り込んだ後に再び上昇し、3300$がサポートラインとして機能した経緯があるものの、下落傾向の勢いは当時より強く感じられます。
週末の27日(金)は3300$を割り込んだ3274.5$で閉場となっております。
また上記のチャート画像はゴールドの日足になります。
先週のゴールド相場を日足で見ると、前々週の流れを引き継いだように陰線主体で推移し、稼働日5日間のうち4本が陰線という相場になっています。
「キリ番抵抗線」の3300$が重要な下値の分岐点であったことから、今週前半の相場次第では今後の相場に大きく影響を与える可能性があります。
また、先週のボラ幅は前々週に引き続き1000pipsを大きく超えて約1370pipsとなっております。
先週のドル円相場は、147円台から144円台まで大きく下落しました。
背景には、米経済指標の一部に弱さが見られたことや、米長期金利の低下を受けたドル売りが影響していると思われます。
このドル安の流れは、一時的にゴールドの下支え要因となったものの、同時期にゴールドが売られる場面もあり、相関性が崩れる場面も見られました。
ファンダメンタルズ要素としては、引き続き米国の金融政策と中東情勢の影響を受けやすい状況が続くと見ています。
特に今回注目されている「米国雇用統計」は日本時間7月3日(木)21:30 に発表予定です。
通常は第一金曜日の発表ですが、今回は米国の独立記念日(7/4)の影響で1日前倒しとなっています。
雇用統計の結果によっては、FRBの利下げタイミングに対する市場の見方が大きく変わる可能性がありますので注意が必要です。
また、中東情勢ではイスラエルとイランの停戦は表向き成立しましたが、停戦発表後も完全停止とは言えない状況との報道もあり引き続き注意が必要です。
今週もファンダメンタルズに関する注意が必要な週と言えます。
また、このところ月曜日朝イチは大きな窓開けが見られますので稼働は控え、相場動向に注意を払った運用をご検討ください。
今週は米国関連のS以上の指標が4つ、ポンド系が1つ、ユーロ系が2つと重要指標が多い週となります。
下記指標を意識した稼働をご検討ください。
【米国系】
・パウエルFRB議長の発言
・ISM製造業景気指数
・雇用統計
・ISM非製造業景気指数
【ポンド系】
・第4半期GDP
【ユーロ系】
・6/30 ラガルドECB総裁の要人発言
・7/2 ラガルドECB総裁の要人発言
また上記の相場の特性について考慮して運用していきましょう。
「相場とEAがマッチする期待値の高い相場で運用する」ことでリスクを抑えつつ利益を確保しやすい立ち回りが可能なので、何となく稼働するのではなく、思考し自分なりの考えを持って、トレードに臨みましょう。
ご検討ください。
今週もよろしくお願いします😊
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